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波佐見焼は懐かしくて新しい!あなたもきっと持っている!その3

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この記事は
波佐見焼は懐かしくて新しい!あなたもきっと持っている!その2
こちらの続きになります。

G型しょうゆさし

ところで・・・

「カンブリア宮殿」のオープニングから、ずっと気になったものがありました。

カンブリア宮殿2023年5月11日放送画像。白と黒の醤油差しが並んでいる。

しょうゆさし。

なんか、めっちゃ見覚えがあるんですけど。
いや、でも、似たデザインってだけかも?

「G型しょうゆさし」全体。ピンクの布製コースターに乗っている。

あった!

「G型しょうゆさし」底面。青字で「白山陶器」の裏印。

裏印を確認。

「白山陶器」裏印のアップ。

「白山陶器」と読めます。

で、検索してみると・・・

▶白山陶器オンラインショップ「G型しょうゆさし」
https://www.hakusan-shop-online.com/collections/g-type-soy-sauce-pot

これこれ!
本当に波佐見焼だった!

多分、20年以上前にロフトか東急ハンズ(渋谷か池袋あたり)で購入したものと思われます。
「グッドデザイン賞」を受賞していたのは覚えてましたが、
「有田焼だから」というより、単純にデザインを気に入り購入、便利なのでずっと使用したという感じです。

そうそう。確か一目惚れで即買い。
黒好きなので、黒にするか白にするかで悩んだんだ。思い出した。

現在は醤油を移すことも無くなってしまいましたが、
食器棚の一番見えるところ、お気に入りを置いてる鑑賞コーナー一番前に鎮座されています。

と、いうことはつまり・・・

波佐見焼、もう既に持ってたのか!
波佐見焼ブームのかなり昔なんですけどっ!(笑)

「G型しょうゆさし」がクリームイエローのコースターに乗っている。

敷物を変えてみました。
私は「アフタヌーンティー」の食器も好きなので、こういうシンプルで和にも洋にも馴染むデザインは重宝します。
ちなみに一つ前のピンクの敷物も「アフタヌーンティー」です。

▶アフタヌーンティー公式ブランドサイト
https://www.afternoon-tea.net/

「G型しょうゆさし」を注ぎ口側から見たところ。木製のコースターに乗っている。

嗚呼、有田焼好きにはたまらないツヤツヤ感。(うっとり)

おっと。

という感じで、
偶然にも波佐見焼をずっと前から持っていたということが分かり、なんだかうれしいなぁと思っていたんですが・・・
実はこれで終わりでは無かったのです。


軽量ラインプレート

「ふるカフェ系 ハルさんの休日」や「カンブリア宮殿」の放送から、さかのぼること数か月。
雑貨やアパレルなどを扱う「studio CLIP」のとあるショップが閉店するということで、最終日に立ち寄ったことがありました。

▶studio CLIP(スタディオクリップ)公式
https://www.dot-st.com/studioclip/

生活エリアが変わってしまい最近はあまり買物してなかったのですが、行くととにかく何かしら買ってしまうお気に入りのお店でした。
最終日セールでお目当ての物は無かったものの、店頭にあったプレートを一目で気に入り購入。

それがこちら。

ダークブラウンのランチョンマットの上に「波佐見焼軽量ラインプレート」ブラウン。木製のスプーンとフォークも。

色合いがめっちゃ好み。
スプーンとフォークも同時に購入したものです。

「波佐見焼軽量ラインプレート」ブラウンのアップ。

「この滑らかさは有田焼っぽいなぁ・・・。」
なんて思ってはいたんですが、写真撮った後も特に調べもせずそのまま。

ところが「ふるカフェ系」や「カンブリア宮殿」の放送を見た後、
このプレート購入時のレシートをたまたま手にする機会がありました。

見ると商品名に
「ハサミ」
とだけ印字。

「え、ハサミ?ハサミなんて買ったっけ?」

「studio CLIP」で買った
「有田焼っぽい」
「ハサミ」

って、もしかして・・・。(再び検索)

あった!
これだ~!

公式サイトに掲載されている「波佐見焼軽量ラインプレート」の画像。

※画像は「studio CLIP」のオンラインストア(下記参照)より拝借。

その名も
「波佐見焼軽量ラインプレート」。

いや、「studio CLIP」さん、レシート省略し過ぎでしょ。
「ハサミ」て。(笑)

▶〔公式〕studio CLIP 「波佐見焼軽量ラインプレート 25」ブラウン
https://www.dot-st.com/studioclip/disp/item/2162206/?COLOR_CD=50

ちなみに、波佐見焼だと判明する前にも写真を撮っていたんですが・・・

ベージュのランチョンマットの上に「波佐見焼軽量ラインプレート」ブラウン。公式サイトの画像と似ている。

こんな写真も撮ってました。
敷物の色といいアングルといい、なんかオンラインショップの画像と似た感じ・・・。
ランチョンマットのシワがすごくてボツにしたんですが、結局掲載。(汗)

ベージュのランチョンマットの上にある「波佐見焼軽量ラインプレート」ブラウンを上から撮影。

まさかの「知らずに持ってた波佐見焼」の第2弾でした!
放送直後の短期間に2点も波佐見焼持ってるのを知って、うれしい驚きです。

要するに、
「波佐見焼」と認識する前から波佐見焼が好きなんですね、私。(笑)

「波佐見焼軽量ラインプレート」ブラウンの裏印。「studioCLIP」のロゴ、「MADE IN JAPAN」の表記。

ちなみに、裏印はこんな感じでした。

「studio CLIP」某店さん。
最後の最後に素敵な出会いをありがとう!


発見と再認識(最後に)

実は「ふるカフェ系 ハルさんの休日」や「カンブリア宮殿」の放送を見た時は、
自分が好きな有田焼=波佐見焼がオリジナルブランドとして話題になり、
波佐見町も人気スポットとして盛り上がってると知って、うれしい反面ちょっと悔しかったです。

母も私も九州生まれの有田焼好きなので、有田ポーセリンパークに行ったことがあり、近くのワゴンセールみたいなところも覗いて歩きました。距離的に波佐見町付近も行ったと思うんですよね。
でも、もう30年も前のこと。適当に歩いたので地名も分かりません。

ああ、もう少し早くブランド化してほしかったなぁと。
母が元気な頃だったら、法事で九州に行く度に二人で波佐見町に通ったかも知れません。
波佐見町に母を連れて行ってあげたかったし、波佐見焼を使わせてあげたかった。
波佐見焼がとても人気と聞いて、少し遠くなったような気もしていました。

ところが今回、そんな波佐見焼、ずっと前から家にあったことが判明。(笑)
白山陶器の「G型しょうゆさし」を母が実際に使ったのは5年程度かもしれません。
それでも普通に家にありました。波佐見焼だと知らずに。
なんか、それがとても波佐見焼っぽい。

多分、自分と同世代の方は、
「波佐見焼って名前は初めて聞くけど、昔から普段使いしてる有田焼のことなの?」
と思った方が多いでしょうし、

若い人にとっては
「波佐見焼っておしゃれなのに手頃。自分の部屋にも合う!」
という今が旬のアイテム。

でも、ただのブーム再燃ではなく、
綿々と紡いで来た技術と、ニーズに適応するという柔軟なアイディアで、これからも危機を乗り越え、
次の世代に工芸としての技術をつないでゆくのでしょう。
波佐見町でしか出来ないやり方で。

今回
「波佐見焼って自分好きかも!欲しい!」
という新たな発見のはずが、
「実は昔から自然に選んで使ってる、どちらかと言うとロングユーザーだった!」
ってことが判明するというオチになりました。(笑)

ブランド化前のもの(有田焼として売られていたもの)は裏印から判別出来ないのかも知れませんが、
「この中に波佐見出身の子がいるのかな~?」
と考えながら有田焼を眺めるのもちょっと楽しいかも?(え?変態?)

有田焼コレクターでなくても、実は食器棚には波佐見焼が潜んでいるのかも知れませんよ。
ほら、ひっくり返して裏印を確かめたくなったでしょ?


参考(その1)

参考(その2)

参考(その3)


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