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ある老ミュージシャンの話 その2~音楽の未来~

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この記事はその1からの続きです。

自分の言葉(音楽)

ちなみに、星野源本人はその曲について「意図的にやった」と発言したらしいです。
勇気あるお友達がそのことを伝えても、その毒舌ミュージシャンの言動は変わることがなかったし、
取り巻きのような人達が「実は僕もそう思ってた」とか、
「でも、あれ、○○さん(の仕事)だよね」とか、
「後出しじゃんけん」的にワラワラと現れて発言する様子も、見ていて本当に気持ち悪かったです。

自分の意見は、自分の言葉(音楽)で伝えろよ。
それが仮にも音楽で仕事してる人間のやることなのか、と。

仮に、その星野源の挑戦が失敗だったとしても、
誰かの発言に乗っかってるだけのおべんちゃらとは(比べるのが腹立たしいくらい)価値に差があるとは思いませんか。


音楽の歴史

私は音楽に正解は無いと思っています。

「こんなのクラシックじゃない」
「これはジャズとは言えない」

長い音楽の歴史で、こんな言葉たくさん交わされて来たことでしょう。

でも、現在の音楽はそういった新しい流れがたくさん生まれた結果、存在してるもののはず。

そして、これだけいろいろな「音楽と呼ばれているもの」が溢れている時代に、

「売れるか売れないか」なんて、もはや何かの指標でもないし、
気にしても意味がないんじゃないか、と思うのです。

(音楽関係者の方、すみません。笑)

星野源の音楽にグルーブが無かろうが売れていようが、
自分が求める音を信じて演奏するしかないのでないか。

「これが売れる音楽なのか」と言ってる時点で、
その方は既に「売れる音楽」に囚われているのではないのか、と私は思うのです。

「売れる音楽」と揶揄したと思ったら・・・。

その3へ続く


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