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ある老ミュージシャンの話 その1~音楽の未来~

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はじめに

たいしたことは全くやってきてないんですが、一応音楽に関わる仕事に携わってました。

これから話題にするミュージシャンの方の話は数年前のことなんですが、
コロナの影響もあって更に厳しいと言われる音楽業界や今後について、ちょっと考えていきたいなぁと思って記事にしました。

でも、音楽に限った話ではないと思うんですよね。
どんな業界でも同じだと思うので、良かったら読んでみてください。


売れる音楽

とあるミュージシャンのSNSをフォローしていました。
昔から好きなアーティストのバンドメンバーなんですが、歯に衣着せぬ物言いでちょっと毒舌。
同感出来ることも多かったのでSNSのアカウントをフォローしていて、少々「熱すぎる」発言も楽しんで読ませていただいてました。

ところが、

「そういう方だから」と言ってしまっていいのか分からないのですが、好き嫌いがはっきりしてる分、頑なというか、排他的というか。

一番ひっかかったのは
「星野源のあの曲(ドラマ主題歌になったヒット曲)にはグルーブが感じられない」「これが『売れる音楽』なのか」という発言でした。

私は星野源さん(以下敬称略)の音楽が好きです。
だから贔屓目というのが多少はあるかもしれません。

でも、音楽の趣味嗜好は置いておいて、
星野源の音楽への姿勢は真摯で、次から次へといろいろなことに挑戦しているように感じられます。
だから、様々なアーティストと音楽を作ったり、オファーが来たりするのではないのでしょうか。

「結果的に売れている」「多くの人に認められている」のであって、
「売れる音楽を作ってる」とは違うと思うのです。

その毒舌ミュージシャンの方が星野源の音楽を良いと思わない、のは自由です。
プロの方が「グルーブが無い」というのならそうなのでしょう。

でも、世の中には「売れてるけど好きではない音楽」なんて腐るほどあって、
プロのミュージシャン、それも長くやってるベテランの方が、自分より若いアーティストのヒット曲を挙げて「これが売れる曲なのか」と揶揄する言葉に、嫌悪感、いや絶望的なものを感じました。

せめて「グルーブを感じられないし、自分は良いと思わないけど、最近はこういうのが売れるんだね」と言えなかったのかなぁと。

加えて、取り巻きの方の態度も気持ち悪くて・・・。

その2へ続く


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