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内なる花 おまけ(関ジャム2023年マイベスト10レビュー番外編)

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はじめに

いきなりですが、お断り。
「番外編」と言いつつ、レビュー本編はまだアップしてません。すいません。

前記事で触れた藤井風の「花」。
毎年恒例「関ジャム プロが選ぶマイベスト10」で、川谷絵音氏の2023年第1位に選出されてました。

関ジャム 2023年マイベスト10 ランキング

テレビ朝日「EIGHT-JAM」(関ジャム完全燃SHOW)

川谷絵音のランキングって、
「え、誰?」
って曲が多いイメージなんだけど、(すみません、勉強不足で。)
2020年の第1位も藤井風だったんですよね。ベタボメだったような。

▶過去記事
関ジャム「2020年マイベスト10」レビュー〔川谷絵音 編〕

他の曲と毛色が違うのでなんか目立つんですよね。
(大人の事情だったりするのかな。解説を見る限りはそんな感じなかったけど。)

で、
今回の解説に超納得。全て納得。ハゲドー。
自分が感じていたことを解説してもらった感じで、
「えー、うそー、絵音、うそー。」
と謎のツッコミ入れてました。(笑)

あまりにうれしくて、解説文全部、文字起こししちゃいましたよ。以下に掲載。

解説を聞いた感想も載せてますが、
この曲と私とのつながりについては前記事で説明してるので、良かったら読んでください。

▶過去記事
内なる花(藤井風「花」レビュー)


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川谷絵音「花」解説 全文

MV中テロップ(ナレーター読み上げ)

藤井風「花」解説 その1。

テレビ朝日「EIGHT-JAM」(関ジャム完全燃SHOW)

2023年1番のポップソングです。
シンプルな言葉しか使っていないのに
どんどん深くなっていく歌詞。

「しわしわに萎れた花束」は
完全に藤井風構文。

いつも子どもでも分かる擬態語や擬音語が
お洒落なメロディーに乗っているが
藤井風だから出来ること。

他の人がやれば
たちまちダサくなってしまう。

針の穴を通すような言葉と
メロディーの組み合わせの妙には
唸るしかありません。

テレビ朝日「EIGHT-JAM」(関ジャム完全燃SHOW)

MV後の本人解説

藤井風「花」解説 その2。

テレビ朝日「EIGHT-JAM」(関ジャム完全燃SHOW)

これ、出たの、割と最近なんですけど、
もう、聴いた瞬間にこれだ!と思って。

なんか、本人の英語の詞も公開されてて、
「枯れていく」が「It’s dying」ってなってて。
まぁ「死んでいく」と。
この瞬間もどんどん老いていっている。

で、「咲いている。全ては溶けていく」って
意味があんまり僕は分からなかったんですけど、
「全ては溶けていく」が「melting」とかじゃなくて、
「Everything comes together」になってたんですよ。
だからもう「全ては土に返っていく」という。

だから、この2行で、
「人間はいつか死ぬ」っていうことを
一切「死」って言葉を使わずに、花で例えてて。

しかも、それが、英詞を見たら分かるって、
なんともオシャレだなって思って。
そんなことあったかと思って。

で、読み進めていくんですよ。(いくんですけど?)
2番のサビで
「色々な姿や形に
惑わされるけど
いつの日か
全てがかわいく思えるさ」って。
「わたしは何になろうか
どんな色がいいかな
探しにいくよ
内なる花を」って。

藤井くんて、いつも、なんか、
ハイヤーセルフ(※後述)みたいなことを言ってて。
3次元の僕らがいるじゃないですか。
とは、また別の高次元にある魂みたいな。
すごいスピリチュアルな話なんですけど、
それがある、と。
あ、それが「内なる花」なんだっていう。

その、外側にいる自分たちは、
萎れてるかもしれないけど、
内なる花はずっときれいなんだよ、と。

だから
「永遠に変わらぬ輝き 探してた」っていうのも、
最初は
「もう永遠なんてないじゃん。でも探しちゃうんだよね。」
ぐらいの歌詞だと思ってたのが、
永遠に変わらぬ輝きは中にある、と。
もう自分は持ってるものだから、
それを咲かせにいこう、みたいな。

テレビ朝日「EIGHT-JAM」(関ジャム完全燃SHOW)

藤井風「花」解説 その3。

テレビ朝日「EIGHT-JAM」(関ジャム完全燃SHOW)

で、
「探しにいくよ 内なる花を
my flower’s here」
って、ずっと言うんですけど。

だから、なんか、ほんとに、
この曲で救われたというか。

っていうか、救われた人、いっぱいいると思うんですよ、これ。
ほんとに。

テレビ朝日「EIGHT-JAM」(関ジャム完全燃SHOW)

※ハイヤーセルフ(テロップより)
「高次元の自分自身」を指すとされ
3次元よりも上の次元から見守る「自分自身」

テレビ朝日「EIGHT-JAM」(関ジャム完全燃SHOW)

以上、OAより。

微妙なニュアンス違ったらすみません。字幕と若干違ってます。
他の人の相槌や補足は入れてないから、伝わりにくいところあるかなぁ。


感想

絵音氏、ちょっと独特の感性持ってそうなので、
もう少し難しいことを解説するのかなって思ってたら、
もうほんと全て自分が感じてたことで、
自分の解釈間違ってないんだ、ありがとう絵音!
って拍手喝采でした。

そうなのよ。
言葉が違うと説教臭くなるのに、
シンプルだけどオシャレに肯定してくれる、
このバランスが藤井風なのよ。

もちろん違う解釈や感じ方でも良いと思うんです。
ただ、自分にはあまりにタイムリーでぴったりな内容だったし、
それが川谷絵音ってことで驚いたし、なんかすごくうれしかったです。

「この曲で救われた」と言ってくれた川谷絵音氏に私は救われました。
ほんと、たくさんの人が救われたと思います。

放送すぐに見れなくて、時間経ってからの掲載になっちゃったけど、

藤井風氏にも
川谷絵音氏にも
関ジャムにも
ありがとうと伝えたいです。(ここで勝手に。)


おわりに

関ジャムは「大人の事情」を感じることが多い番組ですが、
新しい音楽との出会いに一役買っているのは事実だと思っています。
音楽番組が消えた中、クラシックの楽器を掘り下げたり、ミュージシャンや舞台の裏側を見せてくれる番組なんてEテレ以外に無くない?
ま、もう少し公正というかバーター感が無いといいし、メンバーややり方がパターン化してるのを変えたほうがいいのでは?とは思うんだけど、
とにかく今後も続けていってほしいなと思います。

あー。
下書きのままの関ジャム記事、どうにかしないとー。
もしかしたら忘れた頃に掲載するかもしれませんが(いつものこと)
読んでいただければうれしいです。


参考


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